旅行のコツ

地域限定パス完全ガイド:JR各社のお得なきっぷ

2026年3月5日 8分で読める
地域限定パス完全ガイド:JR各社のお得なきっぷ

地域限定パスの魅力

ジャパンレールパスは日本全国をカバーする万能パスですが、特定の地域だけを旅行するなら、地域限定パスの方がはるかにお得です。JR各社や私鉄各社が発行する地域限定パスは、エリアは限定されるものの、料金が安く、中にはJRパスでは乗れない私鉄や地下鉄もカバーするものがあります。

この記事では、外国人旅行者が利用できる主要な地域限定パスを比較し、旅行プランに合った最適なパスの選び方を解説します。

JR東日本のパス

JR East Pass(東北エリア)

料金
大人30,000円(こども15,000円)
有効期間
5日間(連続)
対象路線
JR東日本全線(東北新幹線含む)、伊豆急行、東京モノレール、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、仙台空港鉄道など
おすすめ旅行者
東京を起点に仙台、青森、秋田、山形など東北地方を周遊する方

JR East Pass(長野・新潟エリア)

料金
大人27,000円(こども13,500円)
有効期間
5日間(連続)
対象路線
JR東日本の関東・甲信越エリア全線(北陸新幹線・上越新幹線含む)、富士急行線など
おすすめ旅行者
東京から軽井沢、長野、松本、新潟、越後湯沢、ガーラ湯沢など中部山岳エリアを旅行する方

JR西日本のパス

JR West Kansai Area Pass

期間大人こども
1日間2,400円1,200円
2日間4,600円2,300円
3日間5,600円2,800円
4日間6,800円3,400円

対象は大阪・京都・神戸・奈良・姫路エリアのJR在来線(新幹線は対象外)。関西空港から市内へのアクセスにも使えるため、関西旅行の初日から活躍します。新快速も乗り放題で、京都〜大阪間の移動にも便利です。

JR West Kansai Wide Area Pass

料金
大人12,000円
有効期間
5日間(連続)
対象路線
関西エリア+岡山・倉敷・城崎温泉・白浜・紀伊勝浦など。山陽新幹線(新大阪〜岡山)も利用可能
おすすめ旅行者
関西+岡山方面、または関西+紀伊半島を周遊する方

JR九州のパス

JR Kyushu Rail Pass

タイプ期間料金対象
全九州版3日間20,000円九州新幹線含む九州全域
全九州版5日間22,500円同上
北部九州版3日間12,000円福岡・大分・熊本・長崎・佐賀のJR線
北部九州版5日間14,000円同上
南部九州版3日間10,000円熊本・宮崎・鹿児島のJR線

九州新幹線や特急列車(ゆふいんの森、かもめ、ソニックなど)が乗り放題。JR九州は観光列車が充実しているため、パスを使って複数の観光列車に乗るのもおすすめです。

北海道のパス

Hokkaido Rail Pass

5日間
大人20,000円
7日間
大人26,000円
10日間
大人32,000円
対象路線
JR北海道全線(北海道新幹線の新函館北斗〜新青森間含む)
おすすめ旅行者
札幌、小樽、函館、旭川、富良野、帯広、釧路など北海道を広く周遊する方

私鉄・地下鉄系パス

Tokyo Subway Ticket

東京メトロ全線+都営地下鉄全線が乗り放題。24時間券800円、48時間券1,200円、72時間券1,500円。外国人旅行者限定で、空港や指定の店舗で購入できます。東京の地下鉄だけで移動するならJRパスより遥かにお得です。

Kansai Thru Pass

関西の私鉄・地下鉄・バスが乗り放題(JRは除く)。2日間4,480円、3日間5,600円。阪急、阪神、京阪、近鉄、南海など主要私鉄と大阪メトロ、京都市営地下鉄が対象。京都の嵐山電車やケーブルカーも含まれ、関西の観光地を幅広くカバーします。

パス選びのコツ:まず旅行ルートを決め、各区間の個別料金を計算。その合計とパス料金を比較しましょう。「ちょっとお得」程度なら、パスを買わずに個別切符+ICカードの方が自由度が高い場合もあります。

パスの組み合わせ技

東京3日間+関西4日間の旅行なら、Tokyo Subway Ticket(72h)+JR West Kansai Area Pass(4日間)の組み合わせがコスパ最強。合計8,300円で、東京と関西の主要交通をカバーできます。東京〜関西間の移動は別途新幹線切符が必要ですが、それでもJR Pass全国版(50,000円)より安くなるケースが多いです。

まとめ

地域限定パスは、旅行エリアが決まっている場合にJR Pass全国版よりもお得な選択肢です。エリア、期間、対象路線をしっかり確認し、自分の旅行プランに最適なパスを見つけましょう。複数のパスを組み合わせることで、さらにコストを抑えることも可能です。

JapanTransitHub編集部

日本の鉄道・交通システムに精通した編集チーム。実際の乗車体験、最新の料金情報、路線変更をもとに、正確で実用的なガイドをお届けしています。

関連記事

当サイトでは、より良い体験を提供するためにCookieを使用しています。詳しく見る